informationお知らせ✳️30.11.2023更新✳️

お待たせしました。

コロナ渦で輸出できなかったりで遅れていました、ようやく新作ワインが日本に到着しました。

12月1日から販売開始となります。

今回の新作は世界初の酒酵母で造った赤ワインとスパークリングワイン

それと<比較>をテーマにラインナップを揃えてみました。

 

<比較テイスティング その1> リースリング

 Sake Riesling.jpgSake Riesling オレンジ2.jpg

 

同じ畑のリースリングを2017年産は『きょうかい9号熊本酵母』、2019年産は『きょうかい7号真澄酵母』で醸造しました。

9号酵母の特徴としては、ぶどう本来の香りをより引き出すように思われます。

9号酵母は日本酒の場合は大吟醸を造るときに良く使われていますが、そういう理由があるのではないかと思われます。

 

対して、7号酵母の特徴としては、オレンジなどの柑橘系の香りをより強く引き出す特徴があり、

これがリースリングの特徴であるグレープフルーツやバナナなどの香りをより強く引き出すのではないかと考えました。

 

結果的にはリースリングの特徴は残しつつ、9号と7号でまったく異なる風合いのワインに仕上がりました。

酵母の違いにより味が異なるというのは感じていましたが、同じ吟醸酵母であっても7号と9号でまた雰囲気がことなるというのは発見でした。

 

こちらの2017年リースリングはドイツ現地分は完売しております。日本でも在庫僅少です。

各3,980円(税抜)

 

<比較テイスティング その2> ブランドノワール

 ラベンダー紫.jpgTeutsch Blanc de Noir2019.jpeg

こちらは同じ日に収穫した同じ畑のシュペートブルグンダー種のぶどうを2つに分けて、

一つは9号酵母、もうひとつはうちのドイツ人マイスターJohannesがドイツワイン用の酵母を使用して醸造しました。

 

結果としては、発酵の過程も、仕上がりも全く違うワインに仕上がりました。

どちらもステンレスタンクを使用し、となり同士に並べて発酵させたのですが、日本酒酵母の方は発酵はゆっくりで、

やや残糖を残した状態で発酵が止まりました。

 

対して、マイスターの造るワインはより発酵がすすみ、より辛口になりました。

 

ラベルにあるとおり、13.5%のアルコール度数ですが、そこまでアルコールがあるとは感じないと思います。

9号酵母がワインのフルーティさを引き出しており、バランスが良い感じに仕上がっています。

各3,980円(税抜)

 

<比較テイスティング その3> ゲビュルツトラミナー

 ひまわり.jpgSAKURA.jpg

 

こちらは同じ日に同じ畑で収穫した、2018年産のアウスレーゼクラスのゲビュルツトラミナーのぶどうを2つにわけて、

一つはステンレスのタンク(ひまわりラベル)、もうひとつは樽で熟成させました(桜ラベル)

 

一般的に、アウスレーゼというとデザートワインというイメージを持つ方も多いのですが

(しかも、今回のアウスレーゼはもうワンランク上のベーレンアウスレーゼに迫る糖度でした)

樽熟成の桜ラベルの方は、実際に味わってみると、樽の効果もあって、そこまで甘さは感じず、すっきりとした甘さに仕上がりました。

 

対して、ステンレス熟成のひまわりラベルの方はゲビュルツトラミナーの特徴であるライチや薔薇といった香りが十分に凝縮されており、

果実をそのまま食べているかのような濃厚な味わいが広がります。

 

どちらも9号酵母を使用していますが、特にゲビュルツトラミナーに関しては9号酵母との相性が良いように思われます。

各4,480円(税抜)

⭐️ワインのご注文はSAKEWINE日本総代理店の久保田酒店までお問い合わせください⭐️